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【デンマーク留学】コペンハーゲンでの1カ月の生活費…やっぱり物価の高い北欧で生活するのはタイヘン?

投稿日:2017-12-18 更新日:

おしゃれな北欧で暮らしてみたい!でも真っ先に思い浮かぶのがその物価の高さ。やっぱり北欧で生活するのって経済的にしんどいの?今回は、交換留学でコペンハーゲンに1年滞在していた筆者が現地の生活でどれくらい生活費がかかったかまとめました。節約のポイントもご紹介!

 

こんにちは。

留学関連の記事が中途半端になっていたのですが、意外と読んでくれてる方も多いので参考になりそうな情報を覚えている範囲でやっぱりまとめていこうかな?

半年前に帰国してるので、記憶がちょっと薄れている部分もあるのですが、なるべく当時の状況を詳しく書けるようにチョコレート食べながら更新がんばります。笑

 

 

さてさて。今回は、留学するとなったら真っ先に頭に浮かぶお金の話

 

いざ北欧圏に留学・ワーホリしてみたいな?と思っても、やはりここは福祉国家。

物価の高い北欧で生活するのって大変そうですよね、涙

特に学生さんなんかは、限られた留学資金の中で、奨学金でどのくらいまかなえるのかサッパリ検討もつかないことでしょう。(自分が留学行く前も、情報も少なくて、生活費がどれくらいかかるのかあまりパッとしなかったです)

 

というわけで、今回はデンマークへの交換留学で、コペンハーゲンに滞在していた時の生活費について実体験を元にまとめてみました。

 

コペンハーゲンで1カ月にかかる生活費ってどのくらい?

自分がコペンハーゲンに滞在していた頃のおおよその生活費をまずザッと整理してみました。

 

コペンハーゲンでの生活費(1カ月):6610DKK(=約¥116,468)

 

  • 家賃(水道・光熱費・洗濯・wifi込):4800DKK(=約¥84,576)
  • 食費:600DKK(=約¥10,572)
  • 通信費:100DKK(=約¥1,762)
  • 生活日用品:平均150DKK(=約¥2,643)
  • 交通費:360DKK(=約¥6,343)
  • その他娯楽:約600DKK?(=約¥10,572)

 

※日本円の金額に関しては、2017年12月18日時点での為替レート1DKK=17.62円で計算してます。

 

どうでしょうか?多少食費や娯楽がどんぶり勘定になってますが、なんかこうやって出してみると日本の一人暮らしとそんなに変わらない額ですね。

 

というのも、食費に関して、日本食レストランでアルバイトをしていて、まかないがあったので、他の留学生に比べると大分節約できていた部分が大きいと思います。まぁ、ここは後で詳しく。

 

1カ月に給付型の奨学金を月8万円をもらっていて、それにプラス日本で貯めてきたお金大体月5万円くらいで生活の方はまかなえてました

 

では、具体的に各項目について詳細をみていきましょう。

 

 

家賃(水道・光熱費・洗濯・wifi込):4800DKK

 

家は、大学の機関を通して見つけた学生アパートを借りていました。

部屋はシェアルームで、1フロア4人でシェア。

6畳程度の各個人の部屋があり、キッチンとシャワー・トイレは共同です。バスルームは1フロア2つ用意されているので実質2人で1つシェアですね。

 

デンマークなのにあまりお洒落じゃないリビング

 

物件がものすごい高いコペンハーゲンでは、シェアルームでも1カ月あたりこの値段の家賃はわりと普通のようで。

でも、このアパートは、家賃に水道・光熱費が含まれており、他にも、部屋には無線LAN完備、家具も備えつけ、洗濯・乾燥機は使用無料という条件だったので、今こうやって考えるとわりとコスパが良かったかなーと思っています。

 

 

食費:600DKK

 

食べ物にどのくらいかかるのか不安な方も多いと思いますが、食費の出費は節約次第で抑えることが可能です。案外日本で生活するのと同じくらいでいけるんじゃないかな?

デンマークでは外食をすると、コーヒーで700円、ランチで2000円なんて当たり前なくらい外でご飯を食べると高いです!

 

自炊をすれば大いに節約可能!

でも、一方でデンマークは農業大国であり、EU加盟国でもあるので、野菜やフルーツの値段はとっても良心的じゃがいもが1キロ100円、ブドウが1房300円って日本じゃ考えられないでしょ?

 

ですので、自炊をメインにすればとっても食費は安くおさまります。

自分の場合食べきれない野菜なんかを同じアパートに住んでいる友人と分け合いっこしたり、外食が高くて行けない分友達とご飯会を開催したりして、自炊生活をエンジョイしてました。

 

友達と数品持ち寄りのご飯会!

 

 

スーパーも賢く選んで

スーパー選びも大事。photo by Netto

 

スーパーによっても、値段設定が異なるので、安い食材をゲットしたいなら、NettoFaktaあたりがオススメ

それと、コペンハーゲン郊外にある北欧最大規模のショッピングセンターField’sの中に入っているBilkaというスーパーも良いです。

すんごーーーーく広くて品揃えが豊富ですし、たまにセールをやっていて思いがけない掘り出し物が見つかることも◎

 

 

 

あと意外と知られていないのですが、デンマークはビールが安い!外で飲むと高いけれど、スーパーなんかでは500mlの瓶が100円以下で販売されています。よくご飯会でお酒を持ち寄ってホームパーティをやっていたものです。

 

枝豆も売ってるんです

 

日本でももっと気軽に友達を家に招く感覚があるといいですよね。日本で飲むとなると外で飲むのが主流で、一次会二次会…とすぐ財布がすっからかんになります。

飲み代は日本にいる頃よりもずっと安く済んでいました

 

それに加え、筆者は大学の授業のスケジュールが暇すぎて(週に2日しか学校が無い笑)合間を縫って、日本食レストランでアルバイトをしていました。職場で夜ご飯のまかないが出たり、たまに余ったお惣菜をいただいたりしていたので、食費が大分節約できました!感謝感謝

 

 

通信費:100DKK

 

wifiはアパートにあるし、レポートを書く時は大学や図書館に行ってフリーwifiを使っていたので、通信費の内訳は主にスマホ。

筆者の持っているスマホはシムフリーなので、あっちのSIMカードを差し込んで使用していました。

 

筆者が使っていたSIMは、Lebaraと言われる会社のもので、コンビニなんかで誰でも気軽に買えるものです。

 

びっくりしたのがそのコスパの良さ。

100DKKで、インターネット4Gが30GB分、通話は600分まで無料、デンマーク国内のSMSは無料という内容!

 

日本でも近年格安SIMが普及してきていますが、さすがはヨーロッパ。SIMやLCCなどはやっぱ日本より進んでいますねぇ、太っ腹。

 

 

生活日用品:平均150DKK

こちらは普段使うシャンプーやリンス、トイレットペーパー、生理用品などの主に日用雑貨にかかるお金。こういった日用雑貨は先ほど述べたBilkaでセールをやっているときによく買いだめしていました。

パンテーンのシャンプーが通常1本800円くらいなのに、セールの時はシャンプーとリンス2本で800円とかたまに頭がおかしい値引きをしていたりします。笑

トイレットペーパーは、16ロールで600円くらいだったかな。Bilkaのプライベートブランドなら8ロール100円くらいの商品もありましたよ。

 

北欧版の百均!雑貨を揃えるならココ

例えばティッシュや歯ブラシといった細々としたものを揃えるなら、スーパーよりも雑貨店やドラックストアで購入した方が安い場合も多いです。そんな中オススメなのが、

 

Flying Tiger Copenhagen

日本でもおなじみの北欧版百均のタイガーコペンハーゲン

スーパーで揃わないものでも大抵のものが手に入ります。値段は日本の百均と違って均一ではないですが、10DKKの商品も多々!

 

 

Søstrene Gren

こちらも同じく雑貨を扱うお店の、ソストレーネグレーネ。日本にもいくつかショップがあるようです。

タイガーの雑貨はわりとポップでカラフルなデザインが多いのですが、ソストレーネグレーネの方は、ナチュラルカラーでシンプルなデザインが多いのが◎

個人的にお気に入りのショップです。DIYをする方にも是非オススメ。

 

 

Normal

こちらはどちらかというとドラックストアに近い、ノーマルというお店。

日用雑貨から化粧品などがディスカウントされてワゴンにずらり。ロレアルパリのマスカラが日本の半値で売ってたりしてびっくりしました。

 

 

以上タイガー、ソストレーネグレーネ、ノーマルの3つの雑貨やさんはコペンハーゲンの街中のいたる場所に展開しているので、スーパーで見つからない商品があったらこっちをチェックしてみるべし!

 

 

交通費:360DKK

 

交通費は、家ー大学間をカバーするエリアの定期を購入していました。

デンマークの交通ではゾーン制がとられており、そのゾーン内の移動であればどこで乗り降りしても&どんな交通手段で移動しても(電車・地下鉄・バス)値段は均一というような価格設定になっています。

私は、大学のあるゾーンとアパートのあるゾーンをカバーする2つのゾーン分の定期を買っていて、それで大体1カ月このくらいの値段だったかな。

 

大学が市内中心部にあり、ゾーン内の移動であればその定期が使えるので、休日によくゾーン内を色んなバス乗り換えてふらふらして探索していました。

この定期は観光客でも買えるので、長期滞在して毎日どこかしらに出かける予定があるなら定期を購入する方が安上りです。私も留学中に妹がこっちに遊びに来て、彼女が3週間くらいこっちに滞在していたので、定期を買わせてちょこちょこ出かけていました。

 

 

その他娯楽:約600DKK

たまにはプチ贅沢をしてカフェでブランチ。

 

文字通り娯楽に使うお金。その月の予定やバイトの収入次第で、出費に差はあります。私の場合よく美術館やカフェに行っていたので、そこにかけていたお金が多かったかな?

普段そこまで服やアクセサリー、化粧品といった物を買う方ではないので(気に入ったら一つのものをずっと使うタイプなので)あまりそこらへんのお金はもともとかかっていないですね。

その分お金をためて、ちょこちょこ週末に旅行に行っていました。家も空港から電車で5分だったので!

 

 

まとめ:北欧といってもすべてが高いわけじゃない!

以上、コペンハーゲンで1カ月にかかった生活費をざっくりと分析してみました。

 

渡航前は物価の高さにビクビクしていたのですが、生活費は思っていたよりも安く済みました。(もちろん高いものは高いけれど)まぁ、これがあっちで働くとなったらまた税金云々で変わってくるのでしょうねー。

野菜やフルーツをキロ売りで安く買えるのはとても良いですよね!日本に帰ってきてから、おやつ代わりに食べていたフルーツがとても高く感じてしまって泣

あとは物件探しも肝かもしれませんね。

 

コペンハーゲンに長期で滞在しようと思っている方は是非参考にしてみてください!

 

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mayu

自分らしく生きることをモットーに。

デンマークへの一年の交換留学を経験。絵を描いたり、デザインしたり、文章を書いたり、何かを一から創り上げたり、表現するのが好き。趣味で絵やデザインの仕事をちらほら。