大切な旅の限られた時間を思いっきり楽しみたいならお土産は買うな!国内外を今まで旅してきて行きついた結論はこれです。お土産を買わなくなったことで、筆者の旅の経験がどう変化してきたか、まとめました。
どうも、こんにちは。
時間が流れるのは早いもので、2017年もあと残りわずか。そういえば年末の大掃除シーズン、一年の終わりに潔く断捨離をする方も多いと思います。あぁ、私もそろそろ部屋の大掃除を始めなければ…と考えていたのですが、ふと、
「あれ、なんか今年捨てるもの…無い?」
なんか色々な場所へ旅行していたわりに所謂お土産というものを近年買わなくなってから、部屋にモノが増えなくなりました。
私がお土産を買わなくなった理由は、まぁモノが増えなくて掃除が楽になるというミニマリスト思考もどきの影響も受けてますが、それ以上に旅そのものがより充実したものになるなぁ、と感じ始めたからです。
今回は、お土産を買わなくなったことにより、私の旅のスタイルがどう変化してきたのかまとめてみました。
目次
お土産の呪縛から解放されればあなたの旅はこんなに充実したものになる!
ひとつ先に言っておきたいのが、筆者はお土産は買わないといっても、とても自己制御能力が低いのでチョコレートは買います。笑
ここで考えている筆者のお土産は、食品以外の物・自分以外の人へ渡すモノのことを指します。
私が買うかどうかちょっと考え直してみて?と問いかけたいお土産の例が、
- 本当に必要かはわからないけれど、今しか買えないなら安いしまぁ買っちゃえ~~と勢い買ってしまう文房具やアクセサリー、洋服など
- 職場や友達に配る用の大量のお菓子(隣でよく旅の同行者が、お前友達何十人いるんだよってレベルの量で買い占めてたりする)
これらです。
別に一切買うな!とは言いません。
本当に気に入ったもの・一生使えるものに出逢うことはなかなか難しいことですから、そういったものは買っても良いと思います。
そして、家族や恋人・親友など本当に大切な人への贈り物も同様に、一切買うな!とは言いません、個人の自由ですから。笑
ただ、本当に欲しいか分からないものや、大して仲良くもない人へ言わば付き合いで渡すお土産は…?です。私は最近はこういう類のモノはめっきり買わなくなりました。
(友人や職場に旅行に行くこともなるべく言いません、それかお土産忘れちゃったで突き通します←傍から見ると腹黒いなー笑)
お土産を買わなくなったことで旅がより良いものに
上で述べたようなお土産を買わなくなったことで、私の旅がこう変わりました。
荷物が減って移動が身軽になった
帰りに大量のお土産を持って帰る必要がなくなったため、わざわざ大きなスーツケースを抱えて旅に出ることも殆ど無くなりました。
旅行の際はバックパック(もしくは大き目のトートバック)と小さなポシェットに、旅の荷物は収まってます。
スーツケースでの煩わしい移動や置き場所を考える手間が省けるので、目的地に着いてからはふらっとすぐ好きなところへ行けます。
時間とお金に余裕が生まれた
今までお土産に使っていた分の出費やお土産選びの時間がなくなったため、その浮いたお金や時間を他のところへ使えるようになりました。
浮いたお金で少し食事で贅沢をしたり、お土産を選ぶのに使っていた時間でもう一つ美術館まわれたり。旅そのものの”経験”にお金を使えるようになった気がします。
お土産を買っていたころは、常に「あと誰と誰に~~を買って…」なんてことが頭から離れませんでした。
でも、忙しい時間の合間を縫ってつくった大切な時間です。今旅をしている自分自身に時間やお金を使った方がよっぽど充実していると思いませんか?
私にとっての最高のお土産は”旅の記憶”
海外にまだ行ったことがなくて未知の世界に興味津々だったころは、よく大学の先輩から旅の土産話を聞いて一人でワクワクしていたものです。
私はバラのお菓子を配られるよりも、カフェでゆっくりコーヒーを飲みながら、友人から旅先での出逢いやハプニングなどの土産話を聞く方が好きですし、お菓子を貰う以上に嬉しいです。
そんな旅の最高の思い出を筆者はこういう形で残しています。
旅ノートをつくって一日の何気ない行動を記録
どこでも売っているような無地のノートに、旅の一日の行動を日記のように書いて残しています。その際に、航空券や、電車の切符、美術館の半券なども貼りつけています。
スタンプラリーをやっているハンコをそのノートに押してもらったり、雑貨やさんで買ったポストカードやシールを貼りつけたりと、気分で色々デコっているページもあります。
レストランやカフェのレシートもなるべくとっておいて、その日の昼食に食べたものや、買い食いしたもの、そして店員さんとどういった会話をしたかなど、覚えている限りのことを書きつくします。
記憶って意外と脆いもので、どんなに印象に残った出来事でも時間が経つと忘れていくものです。でも、このノートをふと読み返すと、「あぁ、あの時はこうだったなぁ」と旅の一日の記憶がバァっと蘇ってきます。
たまに記録するのが面倒に感じることもあるけれど、やっぱりこのノートは記録し続けてきて良かったなと思っています。
トラベラーズノートという旅行の記録に特化したノートもあります!(ほぼ日手帳の旅版みたいなものですね)
綺麗にまとめたい方などはこういうものを使っても◎
写真は是非インスタントカメラで
私の旅の相棒は、ロモグラフィーのインスタントカメラ。
チェキのフィルムをセットして使います。シャッターを切ったらその場でフィルムがウィーンと出てくるタイプのカメラです。
チェキとの違いは、こちらのロモグラフィーは、レンズのピントや光の調整が全部マニュアルというところ(ロモグラフィーでも、チェキみたいな全部オートのカメラも出してます。)設定がムズい分、沢山失敗してこれまで何十枚何百枚とフィルム無駄にしましたが、ごくまれにオートでは撮れないような凄い良い写真が撮れるのが良いです。笑
もちろんiPhoneでも写真は撮りますが、これぞという瞬間はこちらのカメラでパシャリ。
1枚1枚の撮影した状況が記憶に残りやすい
このチェキのフィルムというのは、随分とコスパが悪いもので、10枚入りのカラーが700円くらいするので、単純計算で1枚撮るのに70円かかってます。それに加え、私はモノクロフィルムを使うことの方が多いので(モノクロは10枚900円超)1枚100円くらいかかってます(赤字)
でも、やっぱり1枚にかける気合いがiPhoneとは段違いなので、その写真を撮った時の状況を1枚1枚今でも案外覚えていたりします。
1枚1枚見返すごとに、「ここは旧市街でたまたま行きついた絶景ポイントだったなぁ」とか、「あーこれは、Uberのデモやってたところだ」とか思い出します。笑
カメラをきっかけにコミュニケーションが生まれる
とくに自分のがメジャーどころのチェキじゃなくて、ロモグラフィーなのもあって、結構街を歩いていて「素敵なカメラだね!」「おお、フィルムか、古いスタイルだね!」なんて声をかけられたり。それをきっかけに会話が始まったりしたこともあります。
また、初対面の人と距離を縮めるためにこのカメラで記念撮影すれば、写真がその場で出てきますので、写真を相手にプレゼントすることも◎
アルバムなどに保管して見返せる
デジタルカメラで撮った写真は、案外携帯やパソコンにデータを保存したまんまという方が多数では?今は、写真を現像する機会もめっきり少なくなりましたよね。
インスタントカメラは、1枚1枚をアルバムに保存して後で思い立ったら気軽に見返すことが可能です。チェキのフィルムは1枚のサイズが小さいので、アルバムもコンパクトに収まりますしね。
もちろんスキャンしてデータ化することもできますよ!
あなたの旅の貴重な時間をもっと有効活用させよう
以上、今回はお土産を買わないことによって筆者の旅のスタイルがどう変わってきたかまとめてみました。
勿論旅のショッピングは楽しいものですが、日本人特有のお土産文化に疑問を抱いている人も多いのでは?
少しでも今までの旅のスタイルに違和感を感じていたら、筆者のこのような旅のスタイルも是非参考にしてみてくださいね!