旅支度

プチ旅行気分♪2週間の免許合宿で自動車免許を取得!これで旅の行動範囲も広がる!

投稿日:2018-02-08 更新日:

自動車免許がほしいと思ってもなかなか学校に通うのが面倒!そんな方は最短2週間で免許がとれる合宿がオススメ。免許合宿のメリットやデメリット、自動車学校を選ぶコツなども交え、筆者が昨年の秋に山形の免許合宿に参加した際の様子をレポします。

 

車があればもっと色んな場所へ行けるのに…自動車免許がほしい!!

 

こんにちは。

 

のんびりできる田舎へ旅行するのが好きですが、行く先々で直面する問題…

それは、田舎の不便すぎる交通手段!

 

 

自然を見に行こうと地方へ行けば行くほど、路線バスは数時間に一本(挙句の果てにバスさえなくて、タクシーに乗らないと行けなかったり)だったりするので、

 

「こんな時にレンタカーがあれば楽なのになぁ…」

 

と思うことが多々ありました。

 

そんなわけで、昨年は自動車免許を取ることを決意

車があったら行動範囲もぐんっと広がるもんね。

 

飽き性な筆者は、数ヶ月も学校に通い続けられる自信が無かったので、山形の免許合宿に通うことに決めました。

 

今回は、自動車免許を合宿で取るメリットやデメリット、そして自動車学校を選ぶ基準など、合宿のレポも交えてまとめてみました。

 

 

 

合宿で免許を取得するまでの流れ

自動車免許を取得するには、①自動車学校へ通って取得、②自動車学校の合宿免許で取得、③自力で勉強・練習して取得、の大きくわけて三つの方法があります。

 

自動車学校では、学科教習(運転するのに必要な知識を座学で学ぶ)技能教習(実際に運転して運転技能を身につける)を受けることができます。

 

教習は第一段階と第二段階に分かれており、第一段階を無事修了&仮免許試験に合格すると仮免許が発行され、路上で運転できるようになります。

第二段階では、路上で実際に車を運転したり、実践的な知識を学び、卒業検定(路上・コースでの運転技能試験)に合格後、自分の住民票がある運転免許試験場(免許センターなど)で本免学科試験(筆記試験)を受けます。こちらに合格すると、晴れて運転免許証が発行されます!

 

 

免許合宿では、第一段階と、第二段階の卒業検定までをカバーしています。

卒業検定に合格すれば合宿が無事終わり、その後は本免学科試験を各々受けにいきます。

 

 

 

合宿で免許を取るメリットやデメリット

 

 

免許の取得で自力でやるぞって方は少数派だと思うので、今回は自動車学校へ普通に通った場合と免許合宿に参加した場合とを比較した上で、免許合宿で自動車免許を取得するメリットやデメリットをご紹介します。

 

 

 

メリットとしては次の三つが挙げられます。

 

  1. 最短2週間で免許が取得できる

  2. 閑散期なら普通に通うよりも圧倒的に安い

  3. プチ旅行気分が味わえる

 

 

 

メリット①最短2週間で免許が取得できる

やはり免許合宿の最大の魅力は、早く免許がとれること!

 

都道府県や自動車学校にもよりますが、筆者の通っていたマツキドライビングスクール山形中央校では、土日も教習があるため最短14日で卒業できるプログラムでした。

筆者は卒業した日の翌日に早速免許センターへ行って本免の学科試験を受け無事合格したので、わずか半月で免許を取得したことになります。

 

通常学校へ通う場合は、1カ月~3カ月くらいはかかるでしょうから、これに比べると圧倒的に短い期間で車が運転できるようになります!

 

 

メリット②閑散期なら普通に通うよりも圧倒的に安い

費用面でのメリットも大きいです。

 

学生の夏休みにかぶる7月8月あたりは、通常の通いの値段と同じくらいになってしまうのですが、それ以外の閑散期はとっても安い

 

筆者は10月初旬に入校しましたが、その際にかかった総額が181,440円(税込)でした。

もちろん、これは教習やテキスト代だけじゃなくて、2週間分の宿代もぜーんぶ含めてです。昼食も込み!

 

おまけに秋にやっていたキャンペーンで、値段は変わらず2人部屋に1人で泊まれるというプチ贅沢も…!

 

 

 

メリット③プチ旅行気分が味わえる

筆者の宿屋は山形駅のすぐ近くだったので、わりと買い物や交通に不便しない場所でした。

ですので、教習が早く終わった日などはふらっと市内の観光へ

 

また、自動車学校側でも、山寺や温泉といった観光地への無料送迎自転車の無料貸し出しも行っていたので、空きコマが連続して入っている際にはそういった場所やショッピングモール、カフェなどへ出かけたりもしました。

 

おまけに、朝と夜はご飯がつかない自炊プランだったので、夜には学校で知り合った友達と外にご飯食べに行ったりと、毎日軽い旅行気分を味わえました

 

 

 

 

 

デメリットとしては次のようなことが挙げられます。

 

  1. 運転技術に不安が残る

  2. 繁忙期は割高

  3. 試験に受からないと延泊の可能性も

 

 

 

デメリット①運転技術に不安が残る

2週間という短い期間で車の運転ができるようになるものの、やはり期間内で全てを完璧にマスターするのは困難です。

 

 

特に、バックでの駐車や高速道路での運転にはまだまだ不安が残ります…

 

縦列駐車は試験に出るので教習内でも結構練習させられたけれど、バックでの駐車はあまり練習をさせてもらえませんでした。

なので今でもスーパーで買い出し行った際の駐車にはビクビクします。

 

そして、高速道路の教習は実際に道路を走ったのですが、なんせ日中の山形は交通量が少ない…最初に加速して合流するところがまだまだ怖いです。

首都高なんて当分走れませんね。笑

 

 

 

デメリット②繁忙期は割高

これは先ほども述べた通り、学生の夏休みにかぶる7月8月などは免許合宿でもザっと30万前後かかるので、普通に学校に通う金額と変わりません。

教習の内容の密度を比べると、割高になりますよね。

 

そして、繁忙期には、学科教習の教室がパンパン&実技でもコース内が車でいっぱいという状況らしいです。

学生同士わいわいできるのは楽しいかもしれないけれど、免許を取るのだけが目的ならこの時期を避けた方がベター。

 

 

 

デメリット③試験に受からないと延泊の可能性も

免許合宿なので、まぁ試験の判断基準はそんなに厳しくない印象でしたが、

途中の修了検定や仮免許学科試験に合格するのに時間がかかってしまったり、最後の卒業検定で不合格になると延泊になります。(筆者が通っていた期間中にも実際に延泊になった人がいました)

 

学校によっては、学生などは延泊でも追加で費用がかからない場合もあるようですが、通常は宿代そして受験料…とお金もかかりますので、合宿期間中はまじめに勉強しましょうね。

 

 

 

どんな自動車学校を選べばいいの?

 

 

たくさんの自動車学校が免許合宿を展開している中で、どのような基準で学校を選んだらよいのでしょうか?

学校を決める際には以下の点を参照してみましょう。

 

 

  • 合宿にかかる日数(土日も教習をやっているか?)

私が通っていた学校では土日も教習があり、ATで14日で卒業できる内容でした。

学校によっては休日は教習がない場合もあるので要チェック。早く卒業したいという人は土日も教習がある学校を、土日はのんびり観光をしたいという人は土日休みのある学校を…と自分に合った学校やプランを検討しましょう。

 

  • 費用・プラン内容(時期は?滞在先は寄宿舎かホテルか?)

費用はシーズンや、滞在先で変動します。

一般的に学校を春休みや夏休みのシーズンは全体的にお高め。また、滞在先の宿代も、ホテルや寄宿舎、宿によって食事がついていたり、自炊がメインだったり…と様々なプランがあります。

 

  • 立地(学校は通いやすい場所か?送迎バスなどはあるのか?)

学校があまりにも辺鄙な場所にあると、通学に時間がかかったり、空き時間に自由に外出ができなかったりするので、学校がどこにあるか・滞在先から学校に行くまでの距離や所要時間などを確認しておきましょう。また、滞在先も、近くにコンビニやスーパーがある場所を選ぶと便利です。

 

 

 

 

 

実際に山形で免許合宿に参加してみた際の様子をレポ!

 

ここからは実際に筆者が免許合宿に参加した際の、学校の様子や、2週間の過ごし方などをレポしていきたいと思います。

 

免許合宿の申込

資料請求→電話(またはインターネット)で申込

大学生の夏休みの終わった後の10月頃に免許合宿に参加しようと思っていました。

具体的な費用や学校などを検討するために、免許合宿の比較サイト などを参照したり、口コミをインターネットで調べたりして、いくつか資料請求を行いました

 

そして、値段が一番安かったマツキドライビングスクール山形中央校にて10月初旬から2週間免許合宿に参加することに。

 

ちなみに、筆者が選んだのはフリーシングルプラン(市内の寄宿舎へ滞在、食事は昼食のみ付)。

トータルで学校へ行くのにかかった費用は181,440円(税込)でした。

この金額には、教習料金・宿代すべて含まれています。

 

申し込みは電話で行い、その後に必要な書類や振込用紙などが同封されている封筒が速達で送られてきました。期限内に支払い&書類の返送を完了。

 

 

 

 

自動車学校までは送迎バスで

前日までに小さなスーツケースに衣類や暇つぶしの道具などを詰め込み、準備完了。

当日は仙台駅まで無料の送迎バスが迎えにきてくれました。そのまま山形へ…

 

こちらの学校では、無料で送迎に来てくれたり、色々と規定はあるものの基本的に往復の交通費を学校が負担してくれます。

学校で知り合った京都から来ていた2人組の女の子たちも、それを利用してわざわざ山形まで来たそう。(ただここに来るまでの交通手段は高速バスで、と学校側から指定があったそうです。)

 

 

合宿の間の過ごし方

合宿のスケジュール

学校に到着したその日には入校の手続きをして、早速その日から教習(学科も、技能も)始まりました。

教習は1コマ50分で、日によってバラつきがあるものの1日の学科の教習が3~4コマ、技能教習が2~3コマと想像以上にスケジュールがみっちり

たまに、午前中だけで授業が終わる日もあったりします。

 

教習について

基本的に学科教習は学校で渡されるテキストを使って、技能教習はひたすら車を運転して(たまにゲーセンにあるような車風の機械を使ったりもして)行います。

学科は正直DVDを見て、先生の話を聞いて…と気楽な感じなのですが、技能教習が毎回違う先生で、先生によって教え方の合う合わないがあったりするので待ち時間がちょっぴり憂鬱でした。

 

空きコマの過ごし方(校内で)

授業がキツキツで入っている日もあれば、空きコマだらけの日もあります。

空きコマが1個だけの場合は外出してもすぐ戻ってこなければならないので学校内で過ごしました。お昼頃なら食堂でご飯を食べたり、空き教室やロビーで学科の勉強をして時間を潰しました。

 

空きコマの過ごし方(校外へ)

空きコマが連続してある場合は、ずっと学校にいてもやることが無いので、自転車を借りて近くのカフェに行ってみたり、近くの河原で昼寝したり、学校の送迎バスを利用して観光地へ行ったりもしました。笑

観光地では山寺に行きました。1000段の階段ちゃんと登りましたよ…!

 

学科の勉強で疲れた脳みそを癒しに山寺へ!

 

その他にも、温泉や果実園、ショッピングモールなど、運転手さんに頼めば結構色々な場所まで送迎を出してくれます

 

それから学校や早く終わった日は早めに帰って市内観光へ出かけたりもしました。

山形市には、立派な建築や美術館、レトロな喫茶店など、素敵な場所がたくさんあって、人も温かいし、とても充実した時間を過ごせました。

 

こちらに市内観光の様子を少しまとめたので、よかったら参考にどうぞ。

 

 

宿舎での生活

筆者が滞在していた宿舎は、山形駅近くにあるセンターコートという寄宿舎。

一階の人形屋さんの店主さんが大家さんをしています。

女性専用&山形駅へ徒歩で10分ほどと、セキュリティ的にも安心だったし、駅近・スーパーやコンビニも徒歩圏内・近くには屋台村という小さな飲み屋街もあり…と便利な場所にあったので、買い出しや食事などで不自由することはありませんでした。

 

そして、私が応募した時には先着順のキャンペーンをやっていて、2人部屋を独り占め!

 

滞在していた部屋の様子。お洒落ではないけれど笑、清潔&必要なものは全て揃っていて快適♪

 

寄宿舎は、普通のアパートと変わらない感じです。

洗濯機やテレビ付、お風呂とトイレは別だし、キッチンには冷蔵庫・鍋・食器…と必要なものが揃っています。Wifiも完備。

とっても快適に過ごせました!

 

 

 

合宿後は免許センターに行って、本免許学科試験を

脱輪や左折難など色々と教習中にやらかしたものの、なんとか無事予定通りの14日で学校を卒業することができました。

 

合宿期間中、スキマ時間を縫って本免の学科試験の勉強も進めていたので、合宿を終えた日の翌日に早速地元の免許センターに行き、本免の試験を受けに行きました。

 

試験も無事一発合格し、当日中に運転免許証も発行…

 

晴れて、車を運転できるようになりました!!

 

 

 

まとめ

学校のため毎日早起きしなくちゃいけなかったのはしんどかったけれど、免許の勉強しながら、合間を縫って山形の今まで行けてなかった場所を観光したりなどして、すごく充実した2週間を過ごすことができました

 

なかなか社会人だと半月も仕事を休めない!という人も多いかと思いますが、もしまとまった時間をとれるなら、小旅行気分で免許合宿に参加するのも全然アリだなぁ、と思いました。

 

学校に普通に通うよりざっと10万円くらい節約できたし、免許も2週間でとれたし…

 

 

これから旅先でレンタカーを借りて、今まで行けなかった色々な場所に行くのがとっても楽しみです。

 

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mayu

自分らしく生きることをモットーに。

デンマークへの一年の交換留学を経験。絵を描いたり、デザインしたり、文章を書いたり、何かを一から創り上げたり、表現するのが好き。趣味で絵やデザインの仕事をちらほら。