今やアプリで誰でも簡単にネットフリマやネットショップを始められるようになりましたがなかなか売れなくて悩んでいる人も多いはず。多くの商品を売っていくには、新規顧客の獲得のみならず、一度買ってくれたお客さんをリピーターにつなげていくことが大切になってきます。
今日からできる!ネットフリマやネットショップでリピーターを確実に増やしていくためには○○をする
メルカリ、ヤフオク、minne、BASE…今ではスマホのアプリを使い、誰でも簡単にネットフリマやネットショップを始められる時代がやってきました。
今まで古本屋やリサイクルショップに売りに行っても10円…なんて物を、欲しい人がちゃんとした値段で買ってくれるこのシステムは本当に便利です。
しかし、いざネットフリマやネットショップを開設しても「商品が売れない…」と悩んでいる人も一方では多いと思います。
今回は、一度買ってくれたお客さんにまた商品を買ってもらう、つまり自分のお店のリピーターを増やすためには何をしたらいいのか…ネットフリマやネットショップを運営する上で心がけてほしいポイントをいくつかご紹介します。
商品を売るにはまず多くの人に見てもらう
まず、新規のお客さんにしても、すでに前に買ってくれたお客さんにしても、自分が新しく出品した商品を見てもらう必要があります。
宝くじは買わないことには当たらないのと一緒で、どんなにいい商品を取り扱っていてもまずは見てもらわないことには、そもそも商品を売るということが不可能だからです。
実物に忠実で綺麗な写真を複数枚使う
普通のお店のように実際に商品を手に取って見れないお客さんにとっては、写真の印象がダイレクトに影響します。
他にたくさん商品が並んでいる並ぶ一覧のページでも、綺麗な写真はクリックされやすくなります。
また、詳細ページには、商品の全体像のみならず、様々な角度から撮影した写真や、商品を拡大したイメージなど、なるべく複数枚投稿するようにしましょう。こうすることで、商品の大きさ、色、質感など、具体的なイメージがお客さんに伝わりやすくなります。
商品の説明は詳しく記載する
また写真同様に、商品説明は写真では分からない情報を伝えるという点で重要です。
商品のサイズや素材、中身はどうなっているか(ページ数、ポケットの数など…)詳しく述べるようにしましょう。また、フリマサイトなどで中古品を出品する場合は、いつ・どこで買い、どのくらい使ったのか、ブランドがあればブランド名なども記載するようにしましょう。
最終更新日が古いものは再出品を
最終更新日が数ヶ月前の商品だと、この人は今でもこのフリマアプリを使っているのだろうか…とお客さんが不安になる場合も多いです。せっかく商品を買ってくれそうな人がいても、そのような些細なことで「やっぱ買わない」となっては勿体ないですよね。
商品が売れずに長く更新されていない場合は、商品情報を新しく書き直したり、思い切ってゼロから再出品してみましょう。
SNSやブログを活用し、フォロワーやファンをつける
写真の枚数が限られていたり、あらかじめ設定されている商品説明欄の枠内では、やはり商品の良さをすべて伝えきるのは難しいでしょう。
そのような場合は、アプリ内のライブ中継を利用して動画で商品を見てもらったり、SNSを使って自分の商品のファンを増やしましょう。
また、フォロワーが多いほど新しい商品を出品した時に多くの人に見てもらえます。はじめのうちは自分からフォローしていくなどして、フォロワーも少しずつ増やしていきましょう。
買ってくれたお客さんをリピーターに繋げるためには
お洋服を買いに行って、店員さんが親身になって商品を選んでくれたら本当に嬉しいものです。そして「またこのお店に行こう」とも思いますよね。
ネットフリマやネットショップでも同じで、お客さんに満足してもらえるような“接客”を心がけましょう。ただ、ネット上では対面で会うことは勿論できないので、下のようなポイントを心がけてみましょう。
メッセージのやり取りはこまめに行う
商品が売れたら、注文確定メール・発送完了メール・商品受け取り後のお礼メール…となるべくこまめなやりとりを心がけましょう。
商品の注文を受けてからお客さんが実際に商品を受け取るまで、そういったコミュニケーションが少ないと「商品を購入したけどちゃんと確認してくれたのかな…」「商品いつ届くんだろう…」とお客さんを不安にさせてしまいます。
「なんか不愛想な店員だったから次からこの人から買うのはやめよう…」という結果にもなりかねません。
丁寧な梱包で、早い発送を心がける
商品が売れたら、丁寧な梱包で早めの発送を心がけましょう。
小さな商品を送る場合、普通郵便やメール便を使う方も多いと思いますが、こういった種類の配達方法は商品が郵便ポストに届けられる場合がほとんどです。
雨や雪が降っていて封筒が濡れてしまった場合に中身の商品を汚さないために、プラスチック袋などで包むようにしましょう。プラスチック袋は別名OPP袋として百均などでも販売されています。また、変形しやすい商品や割れやすい・壊れやすい商品は、プチプチなどの梱包材も使って二重に包むようにしましょう。
お礼の手紙・クーポン・おまけなどの+α
リピーターをつけるには、お客さんが払った金額+αのサービスの提供ができるように小さな工夫をしてみましょう。
思いがけないサービスによって、「なんか得した気分♪」「良い買い物をしたなぁ」とお客さんに良い印象を残すことができます。その積み重ねが「次もこのお店から買おう」という行動にも繋がるのです。
手書きのお礼の手紙をつける
お金をかけずに誰でも気軽にできる方法がこれです。なんでもパソコンで印刷できてしまう時代ですが、手書きの年賀状や手紙を受け取ったら誰でも嬉しくなるものです。一言でも構わないので、商品と一緒にお礼を述べた手紙をそっと同封しておきましょう。
クーポンやおまけをつける
コストがかかってしまいますが、クーポンやおまけをつける方法もオススメ。どちらにしても、お客さんに「なんか得した!」というお得感を提供できます。
おまけは、なかなか売れ行きの良くない商品のサンプルなどを使えば、余った在庫を有効活用でき、またお客さんに自分の他の商品を知ってもらう機会にもなります。
また、クーポンはダイレクトに次のお買い物に繋げることも可能です。クーポンは、○%割引や送料無料などといったものがいいでしょう。
評価まできちんと行う
お客さんが商品を受け取ったら評価まできちんと行いましょう。評価を行うことで店側の評価もたまり、お店の信頼度にもつながります。定型テンプレートで簡単に入力することも可能ですが、余裕があれば自分の言葉でお礼の気持ちを伝えてあげると◎
基本は“自分がお客さんだったらされて嬉しいこと”
上で紹介したポイントはすごく簡単で当たり前なことに思えますが、意外とすべてを継続的に行っているショップは少ないものです。
しかし、こういった小さな工夫がお客さんの満足度に繋がり、自分のお店を大きく成長させる貯金にもなります。
自分がお客さんとして、どんな接客をされたら嬉しいか…常にサービスを受け取る側の気持ちを考えてネットフリマやネットショップを運営していきましょう。