ホームシアターが欲しいけれど、スクリーンの代わりに部屋の白い壁で代用できないか?と思い付き、実際に試してみました。ぼこぼこの壁紙でも映像はちゃんと映し出されるのか?字幕は読めるのか?など、画像と共に検証します。
目次
ホームシアターのスクリーンは白い壁で代用できるのか?
私は普段一万円以下で買った中華プロジェクターを使って、壁に映像を映し出し、映画鑑賞を楽しんでいます。プロジェクターを購入する前は、スクリーンも揃えるべきか迷いましたが、とりあえずそのまま壁に映してみよう、と試してみました。
先に結論を言うと、部屋の白い壁をスクリーン代わりに使うことは十分可能です。
ただ、一概に白い壁といっても、代用が出来るか出来ないかは、壁紙の様子や、部屋の環境に左右されてしまうので、今回は一つの参考として、私が普段使用している時の様子をお見せしたいと思います。
私の部屋の壁の場合
壁の大きさ
片づけの途中に撮ったものなので、生活感満載&部屋が散らかってて申し訳無いのですが、私が普段プロジェクターを投影している壁はこの一面。
横3メートル、縦は2メートルくらいの、ごく普通の6畳の部屋の壁。映画を観るために、普段からこの壁には絵や写真などはかけず、家具も置かないようにしています。
壁の表面
白い壁と言っても、ツルツルの壁では無く、少しボコボコしているテクスチャの壁紙を使用しています。
プロジェクターを設置してみる
私の場合、この壁の反対側に長机があるので、この机にプロジェクターを置いて映像を映しています。
プロジェクターを置く丁度いい場所が無ければ、プロジェクター専用の台かプロジェクター専用の三脚を使うことをオススメします。台や三脚を使えば、プロジェクターと壁との距離や高さを自由に調整できるようになります。
個人的には、部屋のスペースを有効に使いたいなら、台よりもプロジェクター専用の三脚がオススメ。
コンパクトで持ち運びも出来るし、使わない時はしまっておけます。台だと安定している分場所をとるかな。普通のカメラ用の三脚はプロジェクターの重さに耐えきれない可能性もあるので注意。
台や三脚の他に必要なもの
(昼に使用するなら)遮光カーテン
夜に使用する分には必要無いですが、昼だと窓からの光を遮断し、部屋を真っ暗にしないと、プロジェクターの映像が見えません。部屋のカーテンは1級~2級の遮光カーテンにしておくと良いでしょう。
私の部屋は2級の遮光カーテンですが、カーテンを完全に閉め切れば、映像は問題無く見れます。でも、やっぱりうっすらと光は入ってきてしまうので、鮮明な映像を楽しみたいなら1級の方が良い気もしますね。
音にこだわりたいならスピーカー
映画館の醍醐味って、大きなスクリーンで見れることと、迫力のあるサウンドが楽しめることの二つにあると個人的に感じているので、スピーカーは結構重要。といっても、音響に何十万もかけるお金は無いので、私は普段BoseのSoundLink Mini II Bluetoothスピーカーをパソコンに繋げて使っています。
このコンパクトな見た目からは考えられないくらい、重厚感のある音を出してくれるので、音楽を聴くのには勿論、映画を観る時にも凄く重宝している!それにBluetoothなのでどこにでも置けるし、外にも楽々持ち出せます。
実際に白い壁に映してみる
実際に白い壁に映画を映してみました。真夜中の真っ暗な部屋の中で撮った写真なので、全体的に暗く見えますが、実際に見てみるとこれよりも明るく感じます。
写真だけ見ているとそのスケールの大きさが分かりませんが、これは部屋の白い壁一面に映し出されたものだということを忘れないでください!150インチ近くのスクリーンを、自分の部屋で楽しめるなんて…めっちゃ贅沢だと思いません!?
多少ぼこぼこしている壁紙の上でも、字幕は問題無く映ってくれました。
前の記事で1万円以下で買ったプロジェクターのレビューをしていますが、そちらの記事で、より多くの写真と動画付きでプロジェクターの使い心地をまとめています。
是非こちらの記事も参考にどうぞ!
まとめ:スクリーンは白い壁で代用できる
スクリーンで観るのに比べたら、映像の質は落ちてしまいますが、白い壁でも十分代用が可能だということが分かりました。特に、私の場合、あの壁のサイズのスクリーンを買うとなると、結構な値段がしてしまうので、そのコストを考えると今のままで十分な気もしています。
今回のはあくまで一例なので、壁紙によっては、映し出される映像に影ができてしまって、上手く投影されない場合もありえます。その場合は専用のスクリーンを買うことも視野に入れてください。
ロールタイプの白い遮光カーテンで、スクリーンの代用が出来るという話もありますが、私は試したことが無いので、まだ何とも言えないですね。
低コストで、自室にホームシアターを実現したい!という人は是非参考にしてください。