2008年にアメリカで製作、日本では2009年に公開されたコメディ映画『イエスマン “YES”は人生のパスワード』。ヒロインのアリソンが劇中で所属するバンドが個人的に気になったので少し調べてみました。
人付き合いを嫌い、あらゆる誘いには何かしらの理由をつけて“ノー”と言い断っていた主人公カール。しかし、ひょんなことから参加したセミナーで、「これからは何事にも“イエス”としか答えない!」と誓いノーと言うのをやめた結果、それまで自分だけの殻に閉じこもり退屈な毎日を送っていた日々が、その日を境に一転!仕事もプライベートも思わぬ幸運に恵まれ、人生が180度ガラリと変わっていくというお話。
映画の内容には私自身も見習う点がたくさんあって非常に勉強になったのですが、ヒロインのアリソンが劇中で所属するバンド『Munchausen by Proxy(日本語訳:ミュンヒハウゼン症候群)』というバンドが個人的に気になったので少し調べてみました。(ミュンヒハウゼン症候群とは、周りの関心を引くために嘘の病気を装ったり、自傷行為をしてしまう精神疾患の一つだそうです。)
調べてみると、映画に出てくるこのMunchausen by Proxyというバンドは、このヒロインのアリソンを演じるZooey Claire Deschanelと、アメリカのサンフランシスコで活動するVon Ivaいうパンクバンドから成り立っているようです。このバンドは、現在ボーカルのJillian Iva Meador、キーボードのBex (Rebecca Kupersmith)、ドラムのLay Lay (Kelly Harris)の3人で構成されています。キーボードが作り出すエレクトリックなサウンドと、ボーカルの力強いハスキーボイスの歌声が特徴的です。
映画の中で出てくるのは、「Uh-Huh」「Yes Man」「Sweet Ballad」 「Keystar」の4曲で、いずれも映画のオフィシャルサウンドトラックに収録されています。
中でも私のお気に入りはエンディングで流れる「Yes Man」という曲で、バックグラウンドでノリノリのディスコ調の音楽が流れる中、ちょっぴり気だるい感じのZooeyの歌声とJillianの力強い歌声が絶妙なバランスで掛け合っているのがカッコイイです!
興味があったらこっちも是非聞いてみてください^^