ブログのタグをすっきり整理。
ブログを始めたばかりの頃は思いつくままにキーワードを追加していたけれど、キーワードが増えすぎて何が重要なキーワードかも分からなくなっていたので、思い切ってタグの断捨離。ブログのタグを整理したいと思っている方に、すっきりタグをまとめるポイントをご紹介。
目次
ブログのタグについて基本的なこと
ブログを始めたばかりでタグについていまいちピンと来ていない方のために、タグについて基本的なことをざっくりまとめる。
タグって一体なに?
タグは一言でいうと、記事に関連するキーワード。
よくブログのサイドバーに四角い枠で囲われたキーワードがずらーっと並んでいることがあるけれど、あれの一つ一つをタグと呼ぶ。
例えば、
この記事のキーワードを挙げるなら、
「メルカリ」「フリマ」「クリックポスト」「DIY」「ハンドメイド」「郵便」「節約」「百均」…
…などなどあなたの見る視点によってキーワードは無限に挙げることができる。SNSでいうとハッシュタグのようなもの。
ブログに訪れた人がこのキーワードを目にすることによって、直観的に記事を検索することができるようになる。
また、タグを設定することで異なるカテゴリーにある記事同士を関連させることもできる。
タグは多すぎても、少なすぎてもダメ
しかし、このタグ、個人ブログにおいてはむやみに設定するのはあまり効果的とは言えない。
ヤフーやNAVERまとめなど、記事の数が膨大なメディアにおいては、単純なキーワードをクリックしただけでも、十分な記事数が一覧で表示される。
でも、個人ブログにおいてタグを設定しすぎると、そのタグをクリックしても数記事だけ…というパターンが多くなってしまうからだ。場合によっては1つしか記事が表示されなかった、ということも少なくない。
ブログの読者目線に立ってみると、検索にあまり役の立たないタグは素通りにされてしまうのは最もなことだ。私も色んなサイトを見ていて、タグが適当に設定されていると、クリックするほどのものでは無いなぁ、と思ってしまう。
だから、個人ブログにおいては、タグは多すぎても少なすぎてもダメ。そして、タグは見やすく、分かりやすい、読者がクリックしたいと思えるものにしなくてはならない。
見やすく&分かりやすく、効果的にタグを設定するために
では、読者にとって見やすく分かりやすい、思わずクリックしたくなってしまうタグを設定するにはどうすればいいのだろう?私が実際にタグを整理した時に気を付けたポイントを述べていこうと思う。
タグはあなたの「アイデンティティ」
使えるタグを設定するためにポイントとなるのは、タグはあなた自身(サイト自身)を表すラベルだと考えること。
例えば、趣味や好きなこと、価値観、仕事、プライベートなどを考えた時に、それらのバラバラの項目に共通するものを考えてみる。自分の人物像を箇条書きにしてみると良い。
私という人物を箇条書きしてみると、
- 大学生
- 旅が好き
- 一人でいることが好き
- 何かを作ったりすることが好き
- 物事をとことん考えがち
- 引きこもることが好き
- 物事はシンプルにしたい
といった風に挙げられるから、そこから派生させてキーワードを考えてみる。
- 大学生 ⇒ 大学生向け
- 旅、旅行、観光 ⇒ ヨーロッパ、アジア、昭和レトロ巡り等(外出にテーマをもたせる)
- おひとりさま、一人旅 ⇒ おひとりさまOK
- 手作り、DIY、ハンドメイド ⇒ ハンドメイド
- 心、悩み、自己啓発、人間関係 ⇒ ココロの悩み、生きることを考える
- 引きこもり、インドア、余暇、休日 ⇒ 暇つぶし
- 断捨離、シンプルライフ、ミニマリスト ⇒ ミニマリスト
大切なのは、洗い出した自分の特性をそのままキーワードにするのではなくて、自分が記事を読む側だったらどういうキーワードをクリックしやすいか、と一ひねり加えて名前を設定すること。また、似通ったキーワードは思い切って切り捨ててしまおう。
「大学生」よりも「大学生向け」の方が、ベクトルが読者に向いている。
自分が旅をするときに何を見ているのか、どこを訪れているのかを考えてみると「旅」というタグよりも、「ヨーロッパ」や「アジア」などの地域や、「昭和レトロ巡り」といった旅のテーマのタグを使った方が、読者も旅をより具体的にイメージしやすくなり「気になる!読んでみたい!」と思ってもらいやすい。
ちなみに、私が実際に整理し終わったタグクラウドはこんな感じになっている。
70記事で40くらいあったタグを、たったの14個にまとめることができた。
タグの名前の付け方のポイント
上で述べたプロセスでキーワードを考えていくと、分かりやすくて使えるタグが出来上がると思うので是非試していただきたい。タグを設定するにあたって気を付けるべきポイントがいくつかあるので最後に述べておく。
文字数は10文字以内
タグはあくまでキーワード。なので、文字が長くなりすぎてしまうと逆に記事を探しにくくなる。大体目安としては10文字以内が見た目的にもすっきりまとまる。
抽象的・具体的になりすぎない
物凄い言っていることが矛盾しているのだけど、要するにタグがざっくりしすぎてもいけないし(そのキーワードはカテゴリーになるべき)、具体的すぎると記事のタイトルみたいになっちゃうので、良い塩梅のキーワードを探してみよう。
「ハンドメイド」や「ミニマリスト」など、一つのざっくりとしたキーワードでも十分な記事数が確保できるならそれで良いけれど、そういったキーワードだと数記事しか書けない…という人は複数のキーワードを組み合わせたタグを設定してみると良い。
例えば上の「ココロの悩み」は、「心」+「悩み」、「デンマーク留学」は、「デンマーク」+「留学」など、一つ一つのキーワードだと抽象的すぎるんだけれど、それが二つ組み合わさることで少し具体的なテーマが出来上がる。
具体的なテーマが出来ると、それに関連した記事も書きやすくなるよね。
まとめ
ブログを始める頃はブログの方針がまだ見えてこないから、タグはごちゃごちゃしていてもOK。でもある程度記事がたまってきたら、そのタグを一旦整理してみると、ブログの方向性がなんとなく整理できるし、読者もより記事を探しやすくなって、ブログを更に読んでもらえる可能性も高まる。
ブログのタグがなんかまとまりないなぁ、という方は是非上のポイントを踏まえて再設定してみると良いかも。